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家庭裁判所調停に入ると・・・

更新日:2 日前

 とにかくドロドロな世界です。申立人は相手方をボロクソに悪者扱いします。相手方は申立人をボロクソに言って真の悪者は向うだと主張します。

 離婚の場合、夫婦仲が悪いので片方が不貞(不倫)に走ることも多々あり、妊娠が発覚してDNA鑑定をし嫡出否認、そして慰謝料請求に及ぶことも珍しくありません。

また、お金の無い方は、収入の高い相手から搾れるだけ搾り取ろうと必死になります。子供には養育費が行くこともありますが、離婚すれば生活費を貰う権利は無いので、任意に払う場合は別として、原則夫婦でなくなれば養ってもらえないことになります。

婚姻当時愛し合っていただろうに、夫婦の歴史を聞くと、思いやり無く接しているうちに、その愛情は憎しみに変化してきたと感じることが多いです。

 相続に伴う遺産分割では、特に兄弟間の争いが醜い感じです。兄弟とは言えどやはり別人格、いい加減に生きてきた者が、遺産獲得に異常な執念を燃やす傾向があります。特に、遺産対象とその価値の合意が難しいです。1年は平気でかかるので、エネルギーを要します。

親子間の遺産分割調停では、親と子の争いも極端な主張が飛び出します。断絶、無視、ほったらかし、最後は暴力…。私もあるお爺さんから殴られそうになりました・・・・「お前らはあいつの味方か?」と。

 一つだけ補筆です。2回ほど夫婦関係のとりなし、つまり円満調停を経験したことがあります。そんなのもやるんだ? はい、家族関係の相談所的な役割もあります。

別れそうだけど片方が別れたくないからと事情聴取。すると、双方で誤解が発覚し、原因となった日常生活上の行為での改良点を抽出し、「合意事項」として裁判官が約束事を読み上げ、当事者は笑顔で帰って行くのでした。結婚相談所ではなく夫婦相談所(内縁OK)的側面もあります。これは素晴らしい一面だと感じました。

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