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司法書士の報酬論争

更新日:7月19日

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 先日、相続手続きに関する報酬説明で、「約30万円ですね」と説明したら、「何処何処の司法書士は15万円なのに高い!!」と言われました。

その安い司法書士は法務局の登記官上がりで、年金は月に25万円貰っていて生活には何不自由の無い人ですが、受験通過組の私にとっては、年金は少額、安い報酬で時間と労力を提供することは死活問題です。若いころの私なら、法的サービスの質が違うことを理由に食い下がったものでしたが、「では、安い先生に依頼してください」とお断りしました。

 弁護士の場合、法務局上がりということはほぼ無いので、大体の報酬範囲は維持できていると思われますが、「相続登記」と言う結果のみ見ると、「司法書士」という格下の資格では法務局上がりの先生が存在することは仕方のないことであり、結果が同じなら安い先生を選ぶ顧客心理を否定できません。

戸籍関係、法的証明書、どれをとっても学習・経験が必要であることは事実にも関わらず、受験をくぐった司法書士は弁護士報酬を見据えて、登記官上がりの司法書士はボケない程度に仕事で社会貢献をと、スタートが異なっているところに起因しているのでしょう。

 ロレックスの時計という物品が対象ならどうでしょう。あまり差が出て来ないのではないでしょうか?

そうそう、水道の漏れの修理をしてもらったら、部品代はほぼ変わらないのに、報酬は1万円から3万円と差が出ていました。司法書士達の扱いと、性質は似ていると推測されます。

 法務局上がりの先生との決定的な差については、30年以上業務を続けているとよく分かります。法務局上がりの先生も、長年法務行政に携わり苦労されて来ましたが・・・

何が違うのでしょうか?

 それは、受験通過組の司法書士は、「理論構築」ができることです。司法書士に対し報酬を支払うだけでなく、様々な質問をぶつけて見たらいかがでしょう。

「通ればよい」だけでなく、先々の見通しと不安要素など語ってくれると思います。それが満たされるとき、「高かったけど良かった!」に繋がるものと思っています。

物価上昇がこれだけ酷いのですから、ご理解を!!











 
 
 

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